ベイタウン中年バンドの秘密
四国に単身赴任中で〜〜す。
あの男が帰ってきた!
SAX SUNNY
おじちゃんの「この人にスポット・第5回」
名サックスプレイヤーなのだ!
2005年のゴールデンウィークは、長い人で10日間の休みがある。そんなわけで、彼も赴任先の四国から戻ってきた。戻ってきたと言ってもGWの期間だけなので、また四国に行かねばならない。
四国から愛車のミニに乗って、長距離をしこしこやって来た彼は、まず関係者として、市川市の現代産業科学館で開催されたジャズコンサートの準備の為に現場へと直行した。帰宅するよりも先に、会場の準備を深夜まで行う。なんともタフである。
写真(左)はお嬢様と一緒に。右は、彼が準備を手伝ったジャズコンサートの様子である。アメリカのハワード大学のジャズアンサンブル部によるビッグバンドジャズ。そう、彼もまたサックスを吹いている。彼の名はSunny。もちろん、本名ではないが、そう呼ばれている。あ、自ら名乗っているかも。(笑)
右のウッドベースは、ベイ中のS川さんがこのイベントの為に展示協力してくださったもの。
ベイ中の彼の存在は貴重である。なにしろ、彼が参加する前のベイ中には管楽器が無かったのである。彼のベイ中のデビューは2000年冬のBMS。ギタリスト&ボーカルのwatchとSunnyの奥様のトリオで、演奏する。サックスは珍しい楽器ではないが、ベイ中にとっては非常に欲しいパートだったので、このライブ終了後、すぐにベイ中入りを強引に取り付けた。
以降、彼の活躍は素晴らしい。2001年のベイタウンまつりでの野外ライブでは、トロンボーンのヤス氏、トランペットのダイマン氏とホーン隊を結成し、花を添えた。ホーン隊が入るというのは凄いことで、こんな贅沢なことは無い。だが、何故か「太陽に吠えろ」のテーマなどを演奏する。ダイマン氏の推薦と、サックスが入ったら絶対にやってみたいというバンマスの願いが実現したからだ。(笑)
その後、2001年の秋にはルパンIII世のテーマであるとか、Chicagoの「サタデー・イン・ザ・パーク」など、サックスの入る楽曲を次々に演奏する。というか、演奏を強要される。断ることが出来ない性格と、「どこでもサックス」と言われるくらいの気軽さで、どんなシチュエーションにでも対応してしまうのだ。
(左) 2001年秋に開催されたエコメッセでの演奏。MJQと共演。
(中) ルパンIII世を演奏の時、ピアニストの奥様がコーラス隊を務めた。中央。
(右)2002年の秋に開催のエコメッセで。ベイ中ホーン隊。
彼のレパートリーは幅広い。まさか、というような曲でもやってしまう。例えば、演歌。それからジャズ。クラシックもOKである。何故そんなに器用かといえば、彼はもうひとつの顔として、千葉市民吹奏楽団(チバ・ウインド・A.S.I.)の団員でもあり、また創始者でもある。そして、学生時代にも吹奏楽をやっていた。だから、ジャンルに拘らない色々な曲が出来てしまうのである。
実は、キーボードもやっている。彼が前回の長期単身赴任の時にこっそり作ったDTMでの録音テープを私は所有しているが、どれも情感たっぷりの素晴らしい曲である。奥様がピアノの先生というのも恵まれている。
そんな彼がある日、四国に2度目の単身赴任となった。彼がいなくなると、サックスのパートが無くなるだけではない。ベイ中はまるで太陽が無くなったように寂しくなった。その名の通り、やはり太陽だった。彼がいるだけで、ぱーっと明るくなった。音楽だけではなく、明るく優しい人柄は誰からも愛されている。
敬愛する渡辺貞夫と、クロニックの後藤輝夫のように陽気なサウンドをまたベイ中でやってほしいのだ。頼むよん。
サニー!
待ってるからね。
2005/5/2 おじちゃん
ハワード大学のコンサートマスターに花束を贈るお嬢様。大役を果たす。
おじちゃんの「この人にスポット」シリーズ
Vol.1 ホソカワ氏
Vol.2 Hinason
Vol.3 じょん吉
Vol.4 TomTom
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