PaPaBAND
SUMMER LIVE 稲毛海岸(野音)
2005年8月28日(日)
出演 : New Stairs、Zo-3's 、ベイタウン中年バンド、PaPaBAND

今年もやってきました、稲毛の野音。ベイタウン中年バンドは今年で3回目の参加になります。PaPaBANDさん、いつもお誘い頂き、有難うございます。とても楽しい時を過ごせました。メンバー一同より心から感謝しております。

さて、稲毛海岸野音の写真などを公開いたします。動画などにつきましては、既にPaPaBANDサイトで公開してくだっているので、そちらをご覧ください。


また、この野音への音響機材提供、音響オペレーターとして、ベイ中の滝口氏(タッキー)、オペレーターとして高橋氏にも絶大な協力をして頂いたことご報告しておきます。(2005年8月29日 Zaki)


写真集 (写真提供:ケリー、ヒナソン、おじちゃん、ほか)







NEW STAIRS

オープニングは、まだ現役の大学生の彼女達。もう出てくる前からおやじどもが騒ぎ出した。とにかく、若いというのは素晴らしい。元気ハツラツ?イエス、オフコース!!みたいなノリで(もちろん表現はパクリです。)明るく爽やかに踊ってくれた。彼女たちの笑顔に、夏ばてに加えてバンド練習で疲れきったお父さんたちの胸がときめいたのは言うまでもない。
尚、彼女たちは、この日がNEW STAIRSとしてのデビューで、今後は色々なところで活躍してくれる筈である。成功を祈る。






Zo−3’s(そうさんず)
昨年、稲毛海岸の野音で衝撃的な参戦を果たした彼らだったが、今年もそれに劣らぬインパクトがあった。単なるZo−3ギターを弾くバンドではなく、レッドツェッペリンのトリビュートバンド、その名も「Led Zo-3's」なのである。今年のロックコアでも評判の高かったツェッペリンと昭和演歌の融合した「天国の夢は夜開く」、「ブラック与作」に加えて、3段変化の「ハートブレーカー」や「モビーディック」も聴かせてくれた。また、ドラム氏は超凄いプレーで圧倒した。ボンゾばりのプロフェッショナルサウンド。このバンドがますます凄みを帯びてきた。小粋な武器として、テルミンも登場。「天国の・・・」では、キーボードにBad Smell 100ccの有水氏が参加する。







Bad Smell 100cc (ベイタウン中年バンド)
実は、この前日にベイタウン夏祭りでも演奏しているので、BS100は少々疲れ気味。
しかし、いざ演奏が始まると、持ち前の元気よさで、弾ける。リードギターおよび、リードボーカルのクリスは冷静だが、迫力のあるサウンドを聴かせてくれる。演奏曲は昨日と同じ「Smoke on The Water」、「Change The World」、「White Room」、などなど。超多忙で、アースデイやアリオモールで欠席した有水氏が参加すると、Pliceの「Every Breath You Take」などが加わる。有水氏のキーボードやボーカルは何度聴いても素晴らしい。参加頻度が高まることを願う。メンバーのケリー、ヒナソンは今回は準備不足、多忙ということで、オーディエンスとカメラマンとして参加してくれた。






懐かしのフォークソングコーナー
MIX JAM(ベイ中)のワッチやじょん吉などが参加。かぐや姫や、アリスなどの曲を次々に披露。また、Zo-3'sのボーカル氏もアコースティックZo-3で参加。昭和のうるうるしてしまうような曲をメドレーで弾き語りをしてくれる。最後はタッキーの圧倒的に超凄い歌唱力によるサザンオールスターズの2曲で締める。




MJ Project (ベイタウン中年バンド)
MIX JAMのメンバーが休業したり、メンバーチェンジを重ねたことで、MIX JAMの称号は使わないということでの出演。リードボーカルのRikoは、風邪気味に加え、海外出張などがあったりして、かなり疲れているみたいだったが、美声は未だ健在。「ビーナス」、「色彩のブルース」など数曲を熱唱した。「色彩の・・・」のやや気だるい蕩けるような表現力はRikoの新しい持ち味か。ジャジーなドラムスに、ボサオのギターが抑え気味に絡むのが他のバンドとは一線を画す。御徒町のベースも独特。また、ワッチの敬愛するJeff Beckの曲もこのシリーズ初の演奏。会場を大いに沸かせた。ドラムスはなかなかいい感じのMuseのりゅうちゃん。本来の海江田氏の代役を見事に務める。ところで海江田氏は今療養中。そろそろ復帰の噂もあるが、完治するまではゆっくり療養してほしい。また、キーボードのケビン氏は出張中で今回は不参加だった。サラリーマンがバンドをやるのはなかなか難しい側面があるのだ。




Sukima BAND(ベイタウン中年バンド)
Mix Jamで出来なかったタッキー本来の特色を存分に発揮する上で、スキマは重要な役割を果たしている。5月には、千葉そごうの「おやじバンドフェスタ」にも出場。今回ワッチが珍しくキーボードで参加。そして、今やタッキーのサウンドを支える大きな要になっているのがボサオ氏。新しいアンプ(メサブギ)を引き連れて会場に。セパレートタイプは、PaPaBAND、ベイ中を含めても初の快挙。アンプ談義にも花が咲いた。










PaPaBAND
やはり真打の実力である。毎回趣向を凝らしたミスター栄町のキャラクターは楽しいし、難しい曲も危なげなくこなす演奏の素晴らしさ。ノブ氏のシャウトしていても、どこか切ないジョンレノンなりきりボーカルに、ハカマンの泣きのギターも健在。Jackのかりっとした音のギターもいい味出している。なにからなにまで完成度の高いバンドであることは間違いない。普段どちらかといえば地味なイガイガ氏の迫力のあるベースソロも聴けた。今回は残念なことにPaf氏が腰痛のためにオーディエンスに徹したが、彼のSGでぶちかます「ブラック・マジック・ウーマン」も是非聴いてみたかった。
尚、その曲ではパーカッションにベイ中のヒナゴ氏、ジェフベックの曲ではヒナゴ氏の友人、島田氏が飛び入りの参加をした。スリムな島田氏のギターテクと歯で弾くパフォーマンスに感激。






朝9時の集合から打ち上げの終わった深夜まで、実に12時間以上もたくさんの音楽の仲間達と過ごした今年の野音。自らが演奏し、そして終われば芝生にごろりとしてオーディエンスになる。ちょっとしたピクニック気分も味わえるし、バンドを越えた音楽談義が尽きない。コミュニケーションもバッチリなのである。打ち上げのビールの旨さ、そしてなにより、企画のPaPaBANDの皆さん、そしてサポートの奥様方には、敬意を表したい。また是非ともこのイベントをやりたいと思う。いや、参加させてください!PaPaBANDさん、またよろしくお願いします!!
2005/8 ベイタウン中年バンド・おじちゃん

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