ベイ中参加ライブ     アサヒ・スーパードライ、そごう、西武百貨店


SUKIMA BANDの演奏が終わり、小針先生からまずまずの評価を得て、退場したの後、次はRIKOちゃんがボーカルを務めるMIX JAMが登場する。MIX JAMは、その後(2日後)、解散を表明している。解散の理由は、既に当初の目的を果たしたからということだ。様々な曲に取り組んできた同バンドの最後のステージがこの「スーパー親父バンドフェスティバル」となったわけだ。会場には本来のドラムを担当するKID氏も応援に駆けつけている。



MIX JAMは本来、タッキーとRIKOのボーカル二枚看板に、ギターのワッチ、じょん吉、ベースのマッキー、キーボードのケビンというメンバーだったのだが、このところの異動などで、全面的にRIKOがメインを務めるいわゆる女性ボーカルのバンドになった。ただ、このバンドの音色が豊かなところは、多彩な音源を自在にコントロールするキーボードと、絶対的な音程を持つじょん吉のコーラスだろう。あとは、どんな曲でもカバーしてしまうワッチの器用さだ。

今回は、全員これから訪れる本格的な夏をイメージしたアロハで決めた。前述の通り、これで最後のステージを艶やかに彩ったのである。演奏曲は、RIKOの特長を最大限に引き出すお得意の3曲。カーペンターズの「Top of the World」は緊張も感じられず伸びやかな声で、多くのお客さまをうっとりさせる。「涙そうそう」も好評だった。



御徒町バンドの由来は、リーダーの上野氏がベイ中で御徒町と呼ばれるようになったことである。また、同ユニットについては、このフェスティバルに出るための急造であり、練習もあまり出来なかったという。アコースティック風のしっとりとした静かな曲をボーカルの御徒町が歌い上げた。彼は、ベイ中の中において、ベースを弾いたり、コーラスを担当したりとマルチな才能を開花させている。今回のMIX JAMでは、サイレントベース(35万円相当)を弾いてブルージーな感じに仕上げている。
ベイ中の3つのユニットの出演が無事終わった。それぞれが審査員からコメントを頂き、そして、それぞれもオーディエンスに変身する。こういったイベントの良いところは、出演者自らがイベントを盛り上げてゆくところだろうか。続いては、「ジェラス・ガイ」や「ばたんぎ」というこのイベント以前から評判の高い実力バンドである。リポートは次ページへと続く。


[スーパー親父バンドフェスティバル(その1)]
[スーパー親父バンドフェスティバル(その2)]
[スーパー親父バンドフェスティバル(その3)]





Oretachi's HomePage (本家)      ベイタウン・ミュージック・フェスタ