2004/6/13 Sun 16:00〜18:00 Chage:1000yen こんな豪華な組み合わせが近所のレストランで開催されるというので、ベイタウン在住のオーディエンスは、期待にわくわくしていたのではないか。なんせ、栗本が最も得意なジャズを演奏し、しかも、あの名手グレッグ・リーが、ベースを務めるのである。特にベース好きにはたまらないね。 グレッグ・リーといえば、まずはフュージョンなどで、めちゃくちゃ速い奏法をするということでお馴染みだから、まさか4ビートで、ウッドベースなど持って演奏するなんて思いもしない、という方もいらっしゃったのではないか。しかし、この日のグレッグはスタンダードをウッドベースで弾いてくれた。おまけに、4弦のフレットレス、最後に6弦ベースという具合に3本のベースを自由自在に弾いてみせてくれた。 もちろん、栗本もベイタウンでは初のジャズで、水を得た魚のように、変幻自在なテクニックを駆使していた。 |
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1曲目は、栗本のゆったりしたピアノから始まる「センチメンタル・ジャーニー」。
大きな窓から差し込んでくる西日と、ピアノとウッドベースの旋律が大人の雰囲気を醸し出していた。グレッグが弾くウッドベースは、なかなかお目にかかることが出来ないので、今日来てくれた方々は非常にラッキーだ。 |
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これが、6弦ベース。
なにがなんだか分からないくらい(表現が稚拙ですみません)指が動くし、極めどころでは、ハートにずしりと響く素晴らしいフレーズを弾いてくれるので、グレッグの指元に目が釘付けになってしまう。
ベースギターをやられている方には大変勉強になる。
楽器にあまり詳しくない人もびっくりすると思う。ベースって、こんなに凄いんだ、って。 |
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普段、クロニックのほかにもなにかと一緒に演奏することが多い二人なので、気心が知れている。因みにグレッグがベイタウンに来るのは今回で2回目。1回目は、2002年のベイタウン・ミュージック・フェスタのとき。これからもどんどんベイタウンで演奏してほしい。 |