ブラス隊が揃ってド派手になったベイ中初期のスタイルはコレ。
ベイタウンまつり 野外コンサート
 2001/5/12
/ ベイタウン中年バンドの秘密



有難うございました!

昨年に引き続いて、ベイタウンまつりの音楽部門はベイ中に任された。今回の会場はベイタウン・コアの建設のために昨年の会場は使えず、通称、赤玉&青玉公園と呼ばれているところ。ベイタウンまつりのメイン会場であるプロムナードからはちょっと離れている。しかし、たくさんのお客さんが来てくれた。出演者もたくさん。ベイタウン中年バンドはもちろん、チバウィンド、ブロウ、S川さんが率いるMJQ(マクハリ・ジャズ・カルテット)、そして、こどもたち。一日楽しく過ごした。

右はプログラム。
ズッキーがつくってくれた。
彼はこういうのをつくる才能は凄いね。

2001/5/12




ベイタウンまつり2001 写真集
http://baytownmusic.tyonmage.com/event/2001/bay2001b.htm
(2001年制作)




〜 ベイタウン中年バンドの演奏曲について 〜

この1年でベイ中のメンバーは激増した。ブラス隊も加わり、レパートリーも増えた。といっても、普段は会社と家庭の両立さえ難しいくらいのお父さんたち。練習不足は否めない。それでも一生懸命やった。

ステージは前半と後半の二つに分けた。前半はドゥービーの曲を2つも入れていかにも中年ロッカーという雰囲気。後半は女性ボーカルを入れ、しっとりとした感じになった。

ちょっとしたヒットとなっている新検見川ブルースは、アンコールを頂戴したので二度演奏させてもらった。しつこくてすみません。

夏のような日差しの中、メンバーはコンサートそのもののスタッフとしても活躍した。

さて、ベイ中の本日の演奏曲について解説したい。お時間があれば以下をご覧ください。

「青春のテーマ」太陽にほえろより  井上タカユキバンド
テレビの刑事モノの代表格である「太陽にほえろ!」。このドラマの挿入曲だった。トランペットの緊迫感と勇壮さが隣り合わせになったような曲。三十後半、四十代には懐かしい曲だと思う。我がベイ中もブラス隊の加入によってこの手の曲がレパートリーに加わる。本来はブラスロックでもやりたかったが練習時間の関係から、「誰でも知ってる曲」という選曲理由。

「ジャスト・ウェイ・ユー・アー」  ビリー・ジョエル
ビリージョエルの名曲。しっとりとしたサウンド。しかし、リズム感がある。今年のベイ中ならサックスがいるので、出来るだけオリジナルに近いサウンドを再現してみた。昨年の冬、ジャイネパールのライブでも演奏した自信のある曲。watchさんのボーカルも冴えた。

「ロング・トレイン・ランニン」  ドゥービー・ブラザース
カッティングが特徴のイントロのギター、パーカッション、ハイトーンのボーカル、どれを取っても素晴らしい曲だ。ベイ中がどこまでオリジナルに近づけるかということでチャレンジしたが、ハーモニカは難しい。だが、それをサックスソロで補った。

「チャイナ・グローブ」  ドゥービー・ブラザース
これもドゥービー。実は昨年からやってみたかった曲。イントロからカッコよい。当初、ギター3発で厚いサウンドだった筈が、メンバーの一人が仕事の都合で当日不参加になる為、アレンジに苦労した。誰でも知っている曲なのだが、真剣に演るとい結構難しい。一番力を入れて練習した。ギター・小野さんが最も得意な曲だ。

「新検見川ブルース」  ベイタウン中年バンド・オリジナル
昨年、好評だったのでいい気になって今回もランクイン。唯一のオリジナル曲。昨年のバージョンにブラス隊のソロを加え、ますます激しい曲になった。Kevinさんのキーボードソロの時にサックスが被ったりして打ち合わせと少々違う感じになったが、それはそれで良かった。

「太陽にほえろ!」  井上タカユキバンド
セカンドステージの1曲目。誰でも知っている曲。本来はソプラノ・サックスらしいが、澤田氏が見事にアルトサックスで吹いてくれた。watch、小野両氏によるギターワークもカッコいい!イントロ部のタカハシ氏のドラムもいい感じ。

「恋の季節」  ピンキーとキラーズ
私の妻は、これが一番良かったと言う。確かに選曲とバランスが一番とれていたような気もする。なにより、ボーカルのみっこちゃんの歌唱力の賜物だろう。コーラスのズッキーも良かった。演っていて案外気持ちの良いフレーズで、演奏する側も楽しめた。

「未来予想図・II」  ドリカム
これもみっこちゃんの伸びのある歌唱力と、オリジナルをしっかりコピーしたkevinさんのキーボードに尽きる。当初、私と小野さんがまったく原曲を知らないで練習を始めたが、本番直前になって初めてコードを覚えた。ところが私が至るところでコードを間違える不始末。すみません。

「スタンド・バイ・ミー」  ジョン・レノン
いかにもオヤジ好みという選曲でベン・E・キングのバージョンで練習していた。特徴あるベースのイントロだったのだが、玉置ジュニア(中学3年生)の参加により、ノリの良いジョンレノンのバージョンに変更。大人数のベイ中ならではの重厚なサウンドが実現した。それにしても、玉置さんの息子さんは中3にして身長が183cm。凄い。

10 アンコール曲 「新検見川ブルース」
まさかアンコールが来るとは思ってもみなかったのですが、皆さん、どうも有難うございました。感謝してます。で、アンコールとなると、この曲しかないとばかりにハジケた。ボーカルのズッキー氏も1stステージより10倍くらいのボルテージでシャウトした。

2001/5/12



〜 回想 〜
ブラスロック、そしてジャズへのステップか・・・

このベイタウンまつり2001のブラス隊の登場はかなりインパクトがあった。オーディエンスもびっくりだし、メンバーもテンションがあがった。なかなかこういうことは出来ないのだ。
このときはまだ準備が十分ではなかったので、せいぜい「太陽にほえろ」のテーマや、トランペットをフューチャーした「ジーパンのテーマ」くらいだったが、でも、「Stand By Me」や、「新検見川ブルース」のソロ回しは超かっこ良かった。このブラス隊の本領を発揮するのは、この年の秋に開催された「花と緑のフェスティバル」の時。ヤスさんの呼びかけでパワーアップしたブラス隊のお陰で、「ルパン三世」や、シカゴの楽曲など本格的なブラスロックが出来るようになった。また、ベイタウンまつりのこのステージには後のベイ中ジャズ部やたっきーバンドなどで活躍するベースのS川さんも登場。やや遅れて真砂のなみ〜さんもベイ中に参加してくれた。




上がベイ中のブラス隊。
本当はツルちゃんもサックスで参加する予定だったのに、昔触った程度で、最近は全然やったことがないということで出演しなかった。残念。
ただ、秋にはちょこっとだけ参加してくれた。
あれからなんだね、全然演奏しないね。




衝撃的だったMJQの登場!

いやはや、大げさに言っても言い足りないくらいこのMJQ(マクハリ・ジャズ・カルテット)には驚いた。単なる中年のおっさんが集まってわいわいロックをやる我々のレベルとは全然違う。単純に言えばうまい、本格的なのだ。

そしてこのバンドのお陰で、ビールを飲みながらジャズが聴けるという楽しみも味わえた。(笑)

彼らはその後、何かとベイ中のイベントに参加してくれ、そして、ベースのS川さんはベイ中のメンバーになってくれた。現在(2013年1月)は大阪勤務で、暫くベイタウンの中でのプレイは無い。寂しいなあ。

それから、ステージの上に看板が2つある。
これはずっきーがつくって、自ら貼ってくれたもの。
彼は本当にこういうことに気が利くのだ。
それにこれを貼るにはちょいと軽業師的なテクが必要なのだ。
サルみたいな奴だった。




みっこちゃんのボーカルのうまさは特筆もの

このステージの素晴らしさ、楽しさは、みっこちゃんの参加で一層高まった。
なんせ半端じゃなく歌がうまいのだ。
演奏している側も聴き惚れてしまうくらいだ。
「未来予想図II」は良かったなぁ。
今にして思えば、このイベントが終わった後にやっと曲を飲み込めたのであって、そんなレベルでバッキングをやってしまったことをとても申し訳なく思っている。
上はずっきーとの掛け合い。
コーラスもイケる。

左端は玉置しゅん君。
今や高校の教師として頑張っている彼も、この時はまだ15歳。
中学3年生なのだ。
月日の流れを感じている。
俺は髪の毛が真っ白くなっちゃったし。(泣)




編集途中
以下、続きは少々お待ちを・・・

2013.1.18


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