どうでもいいことなんだけど、ベイ中のユニットのひとつ、「Bad Smell 100cc」がロックコア2006で新曲を披露した。「トラスロッド」という曲。特に反響も無いし、大したことない曲だからどうでもいいっちゃいいんだけど、ちょっとだけ説明させて。そのぉ、なんちゅうか、奇妙な響きのタイトル。ギターを弾かない人なら、まったく知らない単語だよね。実はネックの中に入っている補強の為の鉄芯のことだ。たいていのギターは、ネックの反りに対してアジャスタブル。例えばネックが反ってしまった場合、これを回してネックをまっすぐに直すのである。 |
トラスロッドをまわしたよ! 右へね! |
作詞・作曲 おじちゃん 編曲 Bad Smell 100cc |
Intro
Am7 D7 Am7 D7 (アコギのみ)
Am7 D7 Am7 D7 (ベース&ドラム入る)
Am7 D7
トラスロッドをまわしたよ 右へねえ
Am7 D7
トラスロッドをまわしたよ 右へねえ
F G Am7
でもあんまりまわすと恐いから
F G Am7
少しだけまわしてみる
F G Am7
するとネックがまっすぐになり
F G Am7 (最後のAmは頭だけ弾いておしまい)
とってもいい感じ
実は私もトラスロッド(Truss Rod)のことをあんまり分かってるわけじゃない。だが、安い中古のギターを買ってくると、大抵、ネックが反っていて、非常に弾きにくい。というか、コードを押さえにくい。で、そのトラスロッドをまわすのだが、めいっぱい回しても、なんにもならない、もしくは、回しきってしまって、完全に修復が不可能な場合もある。中には力まかせに、思い切り回して、ぶっ壊してしまうケースもあるらしい。
人生にリセットボタンがあったなら、と思うことがあると思う。私なんぞ、しょちゅうある。あの場面に戻っていたら、なんて、虚しい空想に過ぎない。でも、過去に戻らないまでも、人生には絶対にトラスロッドがあるはずなのだ。但し、何度も使えるわけではない。 |
2006/3/6 |