ベイタウン中年バンドの秘密

ベイ中参加イベント





いや〜、ほんとに凄かった。スーパー親父バンドフェスティバルは名前だけじゃなく、本当に凄い親父たちが出演したのであった。なにしろ300を超す応募があったというからびっくり。6月18日(土曜日)、予選を勝ち抜いた7バンドが出場した。ベイタウン中年バンド(以下ベイ中)からは3ユニットが出場。

開催は、午後2時から。梅雨なのだが、素晴らしい天気になった。夏の陽射しを受けながら、出演者は、ステージの脇で待機している。出演順は右の写真のようになっている。ベイ中のユニットは1〜3番。緊張と期待でドキドキワクワク。

驚いたのは、さすがというか、アタリマエなのかもしれないけど、オーディエンスの多さ。ステージの前はあまりにも陽射しが強いし、椅子も少ないだが、日陰になっているところにやや遠巻きにして、たくさんの視線があった。

このイベントは今回が初めてだけど、薄井さん(そごうの担当)のお話だと好評だったら来年もあるらしい。



バツグンの歌唱力で他の追随を許さないタッキーのボーカルは、オーディエンスを十分に魅了した。ボサオのリードギターもばっちり。じょん吉、リコのコーラスに、キーボードのケビンがサポートに入り、重厚なサウンドに仕上がった。優勝候補ナンバーワン!



MIX JAMは本来、タッキーとRIKOのボーカル二枚看板に、ギターのワッチ、じょん吉、ベースのマッキー、キーボードのケビンというメンバーだったのだが、このところの異動などで、全面的にRIKOがメインを務めるいわゆる女性ボーカルのバンドになった。ただ、このバンドの音色が豊かなところは、多彩な音源を自在にコントロールするキーボードと、絶対的な音程を持つじょん吉のコーラスだろう。あとは、どんな曲でもカバーしてしまうワッチの器用さだ。

今回は、全員これから訪れる本格的な夏をイメージしたアロハで決めた。前述の通り、これで最後のステージを艶やかに彩ったのである。演奏曲は、RIKOの特長を最大限に引き出すお得意の3曲。カーペンターズの「Top of the World」は緊張も感じられず伸びやかな声で、多くのお客さまをうっとりさせる。「涙そうそう」も好評だった。




御徒町バンドの由来は、リーダーの上野氏がベイ中で御徒町と呼ばれるようになったことである。また、同ユニットについては、このフェスティバルに出るための急造であり、練習もあまり出来なかったという。アコースティック風のしっとりとした静かな曲をボーカルの御徒町が歌い上げた。彼は、ベイ中の中において、ベースを弾いたり、コーラスを担当したりとマルチな才能を開花させている。

また彼は、今回のMIX JAMでは、サイレントベース(35万円相当)を弾いてブルージーな感じに仕上げている。


ベイ中の3つのユニットの出演が無事終わった。それぞれが審査員からコメントを頂き、そして、それぞれもオーディエンスに変身する。こういったイベントの良いところは、出演者自らがイベントを盛り上げてゆくところだろうか。

このイベントの更に詳しいリポートは以下をご覧ください。

http://baytownmusic.tyonmage.com/event/2005/oyajifesta_01.htm

2005/6/18 Ojichan


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