イタウン ミュージック セレクション ライブ・リポート Page05
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Vol.34:ラム・クリシュナ・ダカール / Vol.35:田村直美&栗本修  Round Tripp  The JayNepals /
Vol.36:田村直美 & 是方博邦 / Vol.37:昭和なキモチBB(ベイタウン中年バンド)/
Vol.38:ラム・クリシュナ・ダカール



ベイタウン・ミュージック・セレクション Vol.39
「オーボエとホルンとピアノのライブ」 佐藤仁香ほか
2006年10月14日(土曜日) 16時〜18時


このシリーズ始まって以来の珍しい楽器が登場した。オーボエとホルンである。また、予定には無かったが、クラリネットも登場した。クラシックではオーソドックスな楽器である。それから、ダカールのライブに参加したことがあるが、ヴァイオリンの澤田香萌(かほ)ちゃん(小5)の演奏もあった。とてもバラエティなステージだった。オーディエンスは中学生が中心に50人も集まってくれた。


上は、澤田香萌ちゃんのステージ。

進行は、ウェルカムミュージックがあり、そして、第一部がポピュラーや、クラシックの比較的お馴染みの名曲をメドレーで。第二部には、「くるみ割り人形」のおはなしと演奏。フィナーレは全員で演奏という具合である。BMSに今まで無い構成なので、とても新鮮に感じた。オーボエ、ホルンのなんと優雅で素晴らしい音色か。癒し効果バツグンである。しばし、うっとりとさせて頂く。
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ベイタウン・ミュージック・セレクション Vol.38
「ラム・クリシュナ・ダカール」来日記念ライブ

2006年10月1日(日曜日) 16時〜18時


超満員、大人気、などというありきたりの表現しかできないけど、事実、そんな感じ。ダカールが日本にやってくると、日本中に散らばっている彼のファンが続々と集まってくる。もちろん、幕張だけじゃなく、色々な場所で日本公演が行われていて、それぞれの会場で満員というから、ダカールの人気はますますアップしているのである。また、ヒマラヤが大好きでネパールが大好きの登山家やハイカー(トレッキングする人たち)も大喜び。ダカールの歌声が、あの神々が棲むヒマラヤの稜線を彷彿させるらしい。

昨年の来日からちょうど一年。ダカールの来日公演は毎年恒例になってきた。彼のトレードマークでもある卓上オルガン(アコーディオンとオルガンの中間のようなもの)も健在。甘いマスクに相まって、ソフトな歌声が女性ファンを魅了する。昨年も披露した「上を向いて歩こう」では、すっかり日本人の発音になっていてびっくり。
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ベイタウン・ミュージック・セレクション Vol.37
「昭和なキモチBB」デビューライブ

2006年6月25日(日曜日) 16時〜18時


ベイタウン中年バンドのメンバーがこのステージに上がるのは、超ひさしぶり。最近は、田村直美さんを中心としたライブが多かった。即ち、プロフェッショナルなステージになっていたので、アマチュアだけで演奏するのもずいぶん久しぶりなのである。

テーマは、「懐かしくも未だに新鮮に聴こえるいい感じの昭和のポップス」。ちあきなおみの「喝采」、久保田早紀の「異邦人」と、次々にヒット曲が演奏されてゆく。シルキーなRicoのボーカルに、なるべく原曲に忠実なサウンドを目指した二つのキーボード。実は、2台×2人で、4つのキーボードなのである。加えて、初登場のじょん吉のカホンに、重量感のあるマッキーのベース。サウンドはほぼ完璧だった。


忘れかけていた何かを感じさせてくれた5人のメンバー。左からKevin(キーボード)、マッキー(ベース)、Rico(ボーカル)、じょん吉(カホン)、Tomtom(キーボード)。
松田聖子、尾崎亜美、荒井由美などの曲は、40歳代から、それ以上のお父さんの世代の琴線に触れるメロディなのである。サーカスの「ミスター・サマータイム」では、Tomtomさんのコーラスも見事だった。会場には、60歳代の方々も。一緒に口ずさんでいた。是非またこのセットをシリーズ化してほしい。次回が期待される。
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ベイタウン・ミュージック・セレクション Vol.36
田村直美 & 是方博邦 「tamkore」
2006年3月5日(日曜日) 16時〜18時


昨年ほぼ1年間、全国のいたるところを周った二人のライブ活動「アコースティックの旅」。その集大成ともいうべきCDアルバムが完成した。その名もずばり「tamkore」。二人のライブの雰囲気がそのままのアルバムである。その中の1曲で、「ジャイネパール」という曲は、まさにベイタウン・ミュージック・セレクションの会場であるレストラン・ジャイネパールのことであり、また、ネパール語の「乾杯」であり、そして、ネパールのごく一般的な挨拶でもある。「ジャイネパール」はその名に違わず、オリエンタルな雰囲気抜群。

本日のライブは、その「tamukore」の発売を記念とした全国ツアーのシリーズの一環で、2日目である。幕張の後は、関西や四国など西へ移動する。殆ど休みなく、約3週間のハードなツアーになるそうだ。しかし、首を長くして待っているファンがたくさんいるのだ。頑張ってほしい。(4月には、ZX千葉でのライブもある。)

さて、ライブの内容であるが、殆どの曲が、新アルバムの中から。アコースティックサウンドがベースである。当初から比べると、このところメキメキと上達してきた(是方評)田村直美のギターもかっこいい。愛用のタカミネのギターも弾き込まれてきたせいか日増しにいい音になってきた。また、「ジャイネパール」という曲などでの是方のオリエンタルなムードを醸し出すリードギターも素晴しい。田村のギターに対して、是方もまた段々いい味になってきたボーカルもたっぷり披露してくれた。


上の写真の説明。上段左は、ハウスダスト対策スプレーを取り出す田村。周囲の空気が汚れているときに、これをシューっとやるようだ。お隣は、ステージでぐびぐびとビールを飲む是方。滅多に、こういうことはしないのだが、今日は特別(笑)。右は是方愛用のジェフベックモデル(ギター)。下段の左は、いつも遠方から来てくださるFさん。今日はスーツでバシッとキメてる。会社の15年表彰だという。真ん中は、やはり是方さんのエレアコ。ギルド製で、現在は無くなってしまったモデル。たいへん貴重なのだ。そして右は、2006年2月に発売された「tamukore」であります。
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イタウン・ミュージック・セレクション Vol.35
田村直美 &栗本修(ゲスト:Roundtripp、The Jaynepals)

最近は是方博邦とのデュオの機会が多い田村直美さん。栗本とのデュオは超久しぶり。



田村直美も、栗本修も、ほぼベイタウンの常連というか、なんか専属のアーティストみたいになってきているが、でも、二人で演奏したのは、超久しぶりなのである。

しかし、かつて「美しい命」という二人の共作のアルバムもあるし、なにかと連絡を取り合っているので、暫く合ってなかったという雰囲気ではなかった。まあ、多少栗本のトークなどに翻弄されていた田村であったが、でもスタンダードジャズから、大ヒット「譲れない愛」、そして、「美しい命」からと、しっとりと大人っぽい雰囲気がとても良かった。

是方とのデュオで見せるやんちゃな田村とは異なり、ジャジーな一面を覗かせてくれる。

それにしても、立ち見が出るほど盛況だった。皆さん、有難うございます。



一方こちらはRoundTripp(ラウンドトリップ)。昨年秋、アルバムを発表し、そして本格的な音楽活動に入った。いわゆる本業になったということ。下の写真は、右側がボーカルの竹内みどり、奥にリーダー、そして作曲、ベースの吉田。左側はギター、パーカスというサポートメンバーで演奏してくれた。



ラウンドトリップの新兵器。
これ、凄い。あまり見たことはないと思うけど、トランクサイズのベースアンプ&スピーカー。バスレフになっていて、反対側に大きな穴が開いている。物凄いコンパクトなくせにど迫力の重低音がどーんと響く。

欲しくなっちゃった人もいたのでは??
Phil Jones(フィル・ジョーンズ)のその名もBriefCase(ブリーフ・ケース)という名のアンプだ。ネットで調べたら、これ使ってるプロのベーシストは案外多いようだ。ウッドベースにマッチしているということである。
明治学院大学のトリオ「ジャイネパールズ」の演奏。
大学生だからといって侮ってはいけない。左の玉置シュンは、是方博邦の愛弟子である。真ん中のギターも、そして、右端のボーカルもなかなか凄いのであった。驚き。(イクスピアリの竹川さんも褒めてくれたよ〜〜っ!)

2006/1/22 SUN
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イタウン・ミュージック・セレクション Vol.34
ラム・クリシュナ・ダカール(ネパールのこどもたちを救うチャリティ)

久しぶりにご対面のジャイネパールの看板。ここは日本だけど、ダカールにとってはくつろげる場所。


ダカールは、ネパールの国民的歌手。日本で言えば、昔だったら美空ひばり(ちと、古いか)、今ならキムタクくらいの人気なっだ。前回日本に来たときにもベイタウンでコンサートを開催した。今回は約3年ぶりの来日になる。相変わらずの二枚目だ。三十歳を迎えて、少々大人っぽく見えた。美声もまったく衰えていない。

右上の写真は歌っているダカール。手元には、ハンドオルガンという珍しい楽器。左手で空気を送り、右手でキーボードを弾く。卓上アコーディオンというほうがわかりやすい。ネパールの楽器だそうで、高価な代物だという。

ダカールの歌は、もちろん日本語でもなく、まして英語でもなく、ネパール語(インド語とも異なるらしい)ので、歌詞は判読できないが、マヤさん(ジャイネパール)の話だと、「悲恋なんだけど、ハッピーエンド」という内容が多いらしい。

割とアップテンポの鐘や太鼓が鳴り響くにぎやかな歌なので、マイナーじゃないなとは思っていたが、やはりそうなのか。

雰囲気的にはインド音楽と、日本の民謡を足して2で割ったような雰囲気。それに加えて日本の演歌をエッセンスを若干降りかけたような感じかも。

会場には、こんな人も・・・

写真は、国会議員の臼井日出男氏(元法務大臣・写真右)と、そのご子息で県議の臼井正一氏。
>>> うすい日出男オフィシャルサイト

チャリティコンサートということで、何
お役に立てないか、と駆けつけてくださった。そのほかにも、市原の障害者を救援する団体や、ネパールの関係者などが集まってくれた。

2005/10/15 SUN
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イタウン・ミュージック・セレクション Vol.33
田村直美 & 是方博邦 「アコースティックの旅」
2005年9月11日(日曜日) 16時〜18時
ライブ開始1時間ほど前から空模様が怪しくなり、急に雨が降ってきた。にもかかわらず、熱心なファンの方々が詰め掛けてくれたシリーズ4回目のお馴染みのデュオ。田村直美オリジナルに加え、田村作詞、是方作曲の作品も披露された。「アコースティックの旅」ツアーの最中に二人で作り上げたのだそうだ。更に、このシリーズの集大成としてのアルバムを作ることが決まった(まだ構想)というのだ。これは嬉しい話。

田村直美にしても、是方博邦にしてもこの夏はアルバム作りに没頭していたらしい。是方のリーダーアルバム「KORENOS」は10月発売に漕ぎ着けた。田村のほうは依然奮闘中ということ。アルバム作りの大変さをMCでかなり具体的な話をしてくれた。そういうことからか、今日のライブはそのストレスを思い切り発散する場でもあった(田村談)。いつもよりもよりパワフルな歌とギターだった。特に「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」、「プラウド・メアリー」での田村のシャウトと是方ギターの炸裂は、何度聴いてもスカッとする。前回のライブでも好評だったネパールの民謡「レッサム・フィリリ」も演奏。手拍子とマヤさん(ジャイネパール・オーナー)の太鼓も軽快だった。

また、会場には千葉ロッテマリーンズのフランコ選手の奥様とそのご友人(2人とも絶世の美人)がお見えになり、フランコ2世(ネーズ君・0歳)も応援してくれた。
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イタウン・ミュージック・セレクション Vol.32
ミッキーカーチス ライブ
2005年9月4日(日曜日) 16時〜18時

歌とギター、ハーモニカ、そして軽妙なお喋りと毎回満員のファンの方々を楽しませてくれるミッキー・カーチスさんのステージなのだが、今回はオールディーズをもっともっと聴きたいというご要望にお応えしたステージだった。ギターの演奏は無かったものの、5〜6年前から始めたというハーモニカがますます凄みを帯びてきた。確かに前々回のステージ(3年前)では、盛んに「まだ始めたばっかりだから・・・。」と謙遜していたミッキーさんだった。それがやはり本物のミュージシャン。ピアノの栗本修も大絶賛するほどの腕前になっていた。また、67歳という年齢からは想像もできない声量と豊かな表現力。これぞ、日本のポップス、ロックのルーツなのであろう。

黒いカジュアルな服装に身を包み、気さくにファンにリップサービスをするミッキーカーチス

前回、前々回と、3年連続でベイタウンに来てくれたミッキーさんであるが、毎回超満員。しかも、リピーターが多く、一度ミッキーさんの歌を聴いて、大ファンになったという方ばかりである。

また、ミッキーさんは、役者さんとしても落語家としても活躍されていて、こういったライブの他にも東奔西走している。だから、こんなに身近に接することが出来るこのライブは贅沢なのである。

最近、劇伴が多く、ライブの機会の減っているピアニストの栗本修も、1年に1度のペースでこのデュオを経験しているが、改めてミッキーさんの歌の素晴らしさを感じたと話す。また是非とも幕張ベイタウンでのライブを期待したい。

合間の軽妙なお喋りとはうって変わり、迫力のある歌にオーディエンスは圧倒される。
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イタウン・ミュージック・セレクション Vol.31
野田ユカ & Shino ライブ
2005年8月21日(日) 16:00〜18:00

稲毛海岸にお住まいの野田ユカさん、そして千葉にお住まいのShinoさんという地元のアーティストでお届けしたライブ。野田ユカさんは以前、栗本修とその仲間達のライブで、飛び入りでピアノを弾いてくれたこともあり、その音色にうっとりした。今回は2時間内で2ステージ。たっぷりと美しい調べを堪能することが出来た。できれば、もっとたくさん聴きたかった。

一方、Shinoさんの歌声は初めてであるが、さすがにジャズボーカリストだけあって、低音域の豊かさや表現力は素晴らしい。ジャズのスタンダードナンバーにポップスなどを織り込んで、バラエティなステージだった。また、オリジナル曲も披露してくれた。

お二人のステージは、素敵で楽しくて、あっという間の2時間だった。こんなに早く時が過ぎてしまうライブは滅多に無いことである。残念なことにお客さんが思ったよりも少なかったけど、その分、よりアットホームな雰囲気が強まり、気さくにリクエストに応じてくれたりとサービス満点だった。また、ピアニストの有水氏(ベイタウン中年バンド)の飛び入りで、2曲弾き語りもあって、本来の休憩中の時間帯も楽しめた。



息がぴったりのデュオ。この日初めて合わせるという曲も無難にこなした。ShinoさんのMCも楽しい。

もちろん、野田ユカさんのソロも素晴らしい。ジャズが基本ラインだが、「Yesterday」、「The End of The World」(リクエスト)などのポップスやバラードなども弾いてくれた。ジャンルが広い。

スキンヘッドの有水氏。かつては稲毛海岸の駅前ゲリラライブをやっていた。お父さん、恥ずかしいからやめて、という妻子の要望で、自粛したという。(笑)



>>> 野田ユカのページ   >>> Shinoのページ
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